
心に染み入るナチュラルなスモーキーボイスは、癒し効果絶大。 女性ボーカリストは数多いるが、久々に出会ったミューズ。 稀有な存在といえよう。 (ジャズライター 前泊 正人)

高校卒業後アメリカへと渡り、ノラ・ジョーンズ、イーグルスなどのミュージシャンを次々と輩出している事で全米的に知られる米国ノーステキサス州立大学に奨学金を得て留学し、Jazzを専攻。大学関連のコンサートやJazzフェスティバル等での演奏を行う中、現地のバーやレストラン等で自らのバンドを率いて演奏活動を行うようになる。
その時出会った若手実力派ミュージシャンそしてエディー・ゴメスのピアニストで知られるStefan Karlssonらと共に1stアルバム「When You Are Gone」をレコーディング、発売。(2005年)
2010年3月には 70年代アメリカeast coastを中心に人気を集めたSoul, Funk, R&Bバンド"MAXAYN"のシンガーMaxayn Lewisをプロデューサーに向かえ、マイケル・ジャクソン最後のツアー・メンバーMorris Pleasureを筆頭にジャンルレスでビッグ・ネームのバックメンバーとして活躍する世界の超一流ミュージシャンが一同に介しレコーディングされた作品、平井あみ「First Light」を発売。オリジナル曲のソングライティング・センスが高く評価される。
2011年10月19日What’s New Recordsより「Quiet Nights」をリリース。プロデューサーにギターの成川修士を迎え、センスの良いアレンジと今注目の若手メンバーがサポートを務めた、オリジナル2曲を含む全10曲を収録。
現在は活動拠点を日本に移し、作詞、作曲、ライブ活動、Jazzヴォーカル及びヴォイストレーニング教室の講師など、精力的に活動。さらに、映画や他アーティストの楽曲制作にも参加している。決して飾る事無く、一つ一つの言葉を紡いでゆく様な彼女の歌。シンプルだからこそ惹き付けられる。平井あみ独特の透明感のある声が聴いている人を優しく、穏やかに、それでいて少し切ない気持ちにさせてくれる。Jazzのみならず、オリジナルを混ぜた彼女独特のスタイルと、ジャンルを超えた、自由なスタンスで活動範囲を海外にも広めつつある。これからの活躍が楽しみな女性ボーカリストである。












